TOP INTERVIEW

取材者の一言


第二回の今回は、約5年の海外駐在経験(ドイツ)をお持ちの台灣伊奈股份有限公司・橋本総経理にインタビューさせていただきました。ご協力、ありがとうございます!
 

会社概要

台灣伊奈股份有限公司(本社名:株式会社INAX)
橋本 総経理

所在地 日本 愛知県常滑市 台湾 台北市北投區天母西路
設立 日本 1924年 台湾 2000年
従業員数 世界 10,903人(2004年4月1日現在、国内子会社13社含む) 台湾 120名
事業内容
(台湾)
(1)外装の壁タイル、床タイルを製造・販売 (2)日本INAX社からの輸入販売 (3)アジア地域への輸出販売
会社案内 やきものの里である愛知県常滑市での創業後、住宅のインテリア空間、トイレ、バスルーム、キッチンなどの水まわり空間を美しく快適にする商品、サービスを世界に提供。
 

インタビュー内容


パソナ 台湾について、御社の見解を教えてください。
橋本様 台湾は一人当たりのタイル消費量がたいへん多く、日本と同規模のタイル消費市場であり、タイル・メーカーにとって非常に魅力的な市場です。石材も使われていますが、タイルが使われる可能性が高く、リフォームや高級マンションで、お金を出して快適感を買うという傾向が強まっています。
   
パソナ 台湾における御社の活動状況、今後の展望を教えてください。
橋本様 世の中の需要に応じた、品質、信頼性、バリエーション、機能性が高い、高付加価値商品の供給をさらに進め、今後も台湾での住環境の発展に貢献していきたいと考えています。また、商品の単体販売ではなく、「使用される空間をイメージして商品を提案し、サービスと併せて、より良いものを提供していく」というスタンスをとっており、お客様へのサービスの一環として、今月9月より天母にて、ショールームをオープン致します。主となる対象者は建築設計事務所・ゼネコンやオーナー様等のプロユーザーとなりますが、一般ユーザーにも公開し、自由に利用して頂きたいと考えています。
   
パソナ 台湾人社員の方々の長所・短所をどのようにお感じになりますか?
橋本様 まず、強みとしては、環境への適応能力が非常に高いと思います。また、日本人が気にしたり、ストレスをためるようなことでも、ものおじしない、あっさりしているという点も仕事をするうえでの強みではないかと思います。

また、短所とは思いませんが、台湾の方々に特徴づけられるものとして、台湾的な個人主義に走る傾向があると思います。企業トップのビジョンを日本や米国では全社員で盛り立てていく傾向がありますが、協同のモチベーションが企業が求めるものより比較的弱いと感じます。個人主義がある反面、ご自分の主張を持っていても、それを企業という組織のなかで、表に出さない。また、中長期的に目標管理を立てて、仕事をすることが不得手のような気がし、残念に感じるときがあります。

個人主義がわるいとは思いませんし、むしろ、その裏返しで目に見えない魅力があるはずだと思います。台湾の方々には、組織のなかでのより優れたパフォーマンスが可能なものと信じています。
   
パソナ 採用人材の条件は?
橋本様 (1)何に対しても自分の意見・考えを持ち、それをその場に応じて表現できる (2)明るく前向きで、かつ規律を守れる、という2点を望みます。(1)は、失敗しても、次のステップに発展しうる、(2)は、まわりの人にいい影響を与えると考えます。
   
パソナ 台湾で仕事をして困ったことは?
橋本様 やっぱり言葉(中国語)ですね(笑)。現在、私は通訳を通じて、コミュニケーションを図っていますが、相手に本当に私自身の真意が伝わっているのかどうか、これはたいへん気になります。私が海外でのコミュニケーションで心がけていることとして、どんなときでもあきらめない、妥協しないということがあります。通じていなければ、もう一回言えばいい、そう思います。

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