| パソナ |
日系企業から見た台湾、中華圏市場(台湾、日系企業、産業の将来性など)。 |
日野
総経理 |
台湾は当社にとって、アジア戦略の核となる非常に重要なマーケットですが、「カード業界」という視点から台湾市場を見ますと、競合他社との競争が非常に激しいタフな市場である、と言えます。この激戦を勝ち抜く為に、日本人から見れば過度とも思われるような高付加価値サービスや豪華景品の提供など、あの手この手の差別化が繰り広げられています。例えば、プラチナ(白金)カードは本来は一握りの高所得者層を対象としたセグメントカードですが、銀行間の競争が激化した結果大衆化が進み、世界で最もプラチナの普及率の高いマーケットとなってしまいました。また今後、中国においても巨大なカード市場が立ち上がる、と予想されておりますが、台湾での経験は中国で生かされやすい、と考えられますし、市場テストの場として見ても、台湾は興味深いところですね。 |
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| パソナ |
台湾における活動状況、今後の展望は? |
日野
総経理 |
当社の現在の目標の一つが、台湾において二年以内にJCBカード会員数を倍増させることです。この目標を実現させる為に、JCBならではの、日本のカード会社だから提供できる高品質サービスの幅をより広げていきたい、と考えております。実は日本人が買い物をする際、カード使用する割合は約8%と言われておりまして、9割は現金払いなのですが、台湾は約20%がカード決済と言われているんです。台湾の方々はカードを利用するメリットをよくご存知でいらっしゃるな、という感がありますね。 |
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| パソナ |
日系企業から見た台湾人社員(長所、短所、日本人社員との違いなど)。 |
日野
総経理 |
そうですね・・・、当社は日本語が出来る社員を採用しており、日本留学組も多いので、日本人との差をあまり感じたことがないんですよ(笑)。また当社は女性スタッフが多いのですが、台湾人女性に関して言えば、「自立している、しっかりしている」といった印象を受けますね。特に金融業界においては、マネージャークラス以上の台湾人女性が多くいらっしゃるように感じられます。一方でチームワーク的な仕事については日本人の方が得意かな、とも思います。日本では1+1を2、ではなく、3にも4にも増やしていくことが求められます。同じ会社で、チームとして働く以上、情報やマインドを共有し、生産性を高めていきたいな、と思います。 |
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| パソナ |
採用人材の条件は(仕事にあたって必要なスキルなど)? |
日野
総経理 |
当社では日本語能力がもちろん必要条件ではあるのですが、面接で一番見ているのは、「対人コミュニケーション力」です。専業的知識は後から教育できますので、それ以上に、当社の代表としてお客様を訪問した時、「相手は何を求めているか」を的確に判断する観察力や、これを引き出す対話力がある方が望ましいですね。また採用面接時に、「どんな仕事をしたいか?」をよく尋ねます。「自分自身が成長できるような仕事」と言う方もいれば、「営業」とだけ答える方もいらして、千差万別で面白いのですが、その内容でその方の「仕事への考え方や姿勢、熱意」がよくわかると思っています。 |
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| パソナ |
台湾で仕事して困った事、良かった事は(雇用、ビジネス習慣、生活など)? |
日野
総経理 |
まず良かったことですが、台湾の方は親日的で、日本人に対して非常に気持ちよく対応して下さるので、とても生活しやすいですね。困ったこと・・・、そうですね、台湾では車の運転が出来ないので、オーストラリアにいた時のように自由に動き回れないのが、ちょっと残念ですね。ただ、国としてコンパクトなので、日本と比較して、住居と会社がかなり近かったりするので…全般的に見ると、やはり台北ライフは快適ですよ(笑)。 |