| パソナ |
日系企業から見た台湾、中華圏市場(台湾、日系企業、産業の将来性など)。 |
荒井
董事長 |
まず台湾系企業は非常に柔軟性を持っており、うまく時勢に乗り対応しているケースが多いので、これからも中華圏のリーダーとしての期待が大きいと思います。また生産面だけで見ると将来的には厳しさもありますが、中華圏の中で台湾は金融面の優位さも持ち合わせていますので、現在好調なIT(情報関連機器、携帯電話等)や液晶産業が衰退しない間に、次世代の核となる商品を生産又は発見し、中国やベトナムに生産移管が進んでも耐えられるような商品開発、構造改革を推進すべき、と考えます。また日系企業としての立場から台湾を見た場合、台湾系企業と協力して中華圏ビジネスを拡大することは、やはり得策だと思えます。日本人では得られない情報やその収集の早さなどの利便性を活用することが成功への第一歩でしょうね。 |
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| パソナ |
台湾における活動状況、今後の展望は? |
荒井
董事長 |
企業のグローバル化に伴い、台湾だけのビジネスだけでは無くなっており、いかに海外ネットワークを利用して顧客のニーズに応えていくか、を常に考えております。安全、迅速、コスト削減、顧客の立場に立った観点で物流のお手伝いをしていきたいと考えております。 |
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| パソナ |
日系企業から見た台湾人社員(長所、短所、日本人社員との違いなど)。 |
荒井
董事長 |
そうですね、まず長所としては真面目で性格が良い人が多く、語学力に秀でた人も多い、という印象を受けます。一方で短所としては、後輩を育てるという感覚が弱く自分は自分、という態度がやや強い気がします。当社は台湾人若手社員に対して日本への海外研修制度(約1ヶ月間)を実施したり、台湾人スタッフを駐在員として中華圏(中国)へどんどん送り出しています。やる気のあるスタッフへの受け皿は万全ですので、是非、意欲的な方に当社に飛び込んで来て頂きたい、と思います。 |
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| パソナ |
採用人材の条件は(仕事にあたって必要なスキルなど)? |
荒井
董事長 |
まず、他社へのステップアップを常に考えている人は遠慮願いたいですね(笑)。当社では人一倍、社員教育を実施している、と自負しております。そのために、仕事を覚えてそれを他社へ売り込むような人は採用したくないですね。もちろん、社内でのステップアップは大歓迎です。当社で社員教育に力を入れ、語学学習支援を強化しているのもその一環です。また是非、採用したいと思うのは「好感が持て、清潔感があり明朗な方」ですね。一番重視するのは人柄ですが、当社は海外支店とのコミュニケーションも多いため、まず基本的な英語が出来ないと仕事上、困りますね。また、日本語が出来る方や通関士の資格を持っているような方も、前向きに採用を検討したいと思います(因みに、社員の通関士ホルダーの数は台湾でもTOPクラスです)。 |
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| パソナ |
台湾で仕事して困った事、良かった事は(雇用、ビジネス習慣、生活など)? |
荒井
董事長 |
一番困った事ですが、ビジネス上で契約書があっても、口頭で簡単に契約内容を破棄されるようなことがあった事ですね。日本は欧米と同様、契約社会ですから、こういうことが当たり前のように起こったので、本当に驚きました。また時々、優秀な社員でも目先の派手さや給与だけに惹かれて転職してしまう事があり、非常に残念です。実は当社ではそのようなスタッフが転職後、当社の魅力に気付いて舞い戻ってくることもあるのですが(笑)。あとは冬場でも寒いといいながらエアコンをつけるのが困ります(笑)。一方で、親切で親日的な人が多く、家族を大切にす気持ちの強さには敬服しております。 |