TOP INTERVIEW

取材者の一言


今回は日本を代表するスポーツメーカー・ミズノの台湾現地法人、台灣美津濃股份有限公司の楠本総経理にお話を伺いました。皆さんは台湾や中国で盛んな競技スポーツをご存知でしょうか?常に海外畑を歩んでいらっしゃった楠本総経理の快濶なトークをここに再現したいと思います。是非、ご覧下さい!
 

会社概要

台湾美津濃股份有限公司 (本社名:ミズノ株式会社)
楠本 総経理

所在地 日本 大阪市住之江区
(大阪本社)
東京都千代田区
(東京本社)
台湾

台北市民生東路
高雄市中正二路

設立 日本 1906年 台湾 1986年
従業員数 日本 1,962名 台湾 68名
(2005年3月31日現在)
事業内容
(台湾)
スポーツ・ゴルフ用品、ウエアの製造及び販売
会社案内 当社は1906年の創業以来、一貫してスポーツのための製品を生産・販売しております。「よりよいスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」という経営理念のもと、常に高付加価値のスポーツ関連商品を提供し、台湾の方々のスポーツへの関心をより高めていきたい、と努めております。
HP http://www.mizuno.co.jp/(日本)
http://www.mizuno.com.tw/(台湾)
 

インタビュー内容


パソナ 日系企業から見た台湾、中華圏市場(台湾、日系企業、産業の将来性など)。
楠本
総経理
まず台湾におきましては、台湾で盛んな競技スポーツであります野球、ゴルフ、バレーボール、陸上、水泳等のスポーツ用品を中心に一部製造、販売をしております。一方、中国におきましてはサッカーの人気が非常に顕著です。このように同じ中華圏でも好きなスポーツは異なりますし、生活水準の差などもありますので、当社の場合、台湾の経験は必ずしも中国の市場展開に当てはまらない、直接移植するべきではない、と考えております。
   
パソナ 台湾における活動状況、今後の展望は?
楠本
総経理
現状、台湾におきましてミズノブランドのスポーツ用品はスポーツ競技選手の皆様を中心に高い信頼を頂いておりますので、「よりよいスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」という当社の経営理念のもと、今後もスポーツを媒介に台湾社会に貢献していきたい、と考えております。また台湾全体の生活水準が非常に向上してきておりますので、今後はライフスタイルに沿ったファッション性の高いスポーツウエアなどの市場拡大により力を入れていきたい、と計画しております。
   
パソナ 日系企業から見た台湾人社員(長所、短所、日本人社員との違いなど)。
楠本
総経理
台湾の方は決断力があり、機動性に優れていると思います。つまり、一旦やると決意されたら、短期間で一生懸命目標に向かって取り組まれますね。一方、日本人は計画を立てて物事に取り組むことを好みます。これは歴史的な背景や国民性の違いだと思いますし、人というのはそれどれが違って当たり前だと思いますが。また、台湾の方の家族を非常に大切にする傾向や、台湾の方ならではの大らかさは、人間味に溢れて素敵ですね。
   
パソナ 採用人材の条件は(仕事にあたって必要なスキルなど)?
楠本
総経理
採用の条件として、まず人柄ですが「明るい方」「誠実な方」ですね。もちろん「スポーツが好きな方」大歓迎です。そして「長く働いてくれる方」を強く希望しております。こういったことを面接で判断する方法ですか?やはり今までの経験に基づいて自分の目を信じます。但しここは台湾ですので、最終面接では台湾人の副総経理も必ず同席してもらって最終的な判断(採用するか否か)を決定するようにしております。
   
パソナ 台湾で仕事して困った事、良かった事は(雇用、ビジネス習慣、生活など)?
楠本
総経理
こちらに赴任して今までの間(注:楠本総経理は2000年より台湾に駐在)で良かった事ですが、まず台湾がWTO(世界貿易機関)に加盟したことで、中国製スポーツ用品の調達が容易になったことですね。加えて一旦下火になった台湾の野球熱が回復したことも挙げられますが、これについては台湾野球関係者の方々の努力には頭が下がります。また日本で代理契約を結んでいるスポーツウエア「SPEEDO」の台湾代理販売を開始したことも、今後ライフスタイルを意識したスポーツ用品の販売を増やしていきたい当社にとっては嬉しいニュースです。困ったことは...海外生活が長いですし特に思い当たりません(笑)。こちらでは素晴らしいスタッフに恵まれましたし、力強くサポートしてくれておりますことに感謝しております。

Copyright(c) Pasona Taiwan Co., Ltd.