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取材者の一言


今回は日本最大手の旅行代理店・株式会社ジェイティ-ビー(JTB)と台湾最大手旅行代理店の東南旅行社のジョイントベンチャー企業でいらっしゃる世帝喜旅行社股份有限公司の平尾董事長にお話をお伺いいたしました。旅行業のプロフェッショナル、平尾董事長が大切にされていらっしゃるキーワードは「感性」です。それにまつわる様々なお話をお伺いいたしました。是非、御講読ください!
 

会社概要

世帝喜旅行社股份有限公司 (本社名:JTB51%、東南旅行社49%出資のジョイントベンチャー形態)
平尾 董事長

所在地 日本(JTB) 東京都品川区 台湾

台北市中山北路

設立 日本(JTB) 1963年(創業1912年) 台湾 2004年
従業員数 日本(JTB) 7,617名(2005年4月現在) 台湾 50名(ガイド100名)
事業内容
(台湾)
旅行業全般(主に日本からのインバウンド(訪台日本人旅行)業務及び、日系企業、在留邦人を中心とした、台湾からのアウトバウンド業務)
会社案内 JTBグループの経営理念は、内外にわたる人々の交流を通じて、ツーリズム発展の一翼を担い、平和で心豊かな社会の実現に貢献することです。全てはお客様の感動創造と信頼獲得のために、時代の指向性を、敏感に捉えて培ってきたキャリアとノウハウを基に卓越した企画力で新しい「旅の価値」を創り出す、それがJTBです。
HP 台湾:http://www.jtbtaiwan.com/
日本:http://www.jtb.co.jp/
 

インタビュー内容


パソナ 日系企業から見た台湾、中華圏市場(台湾、日系企業、産業の将来性など)。
平尾董事長 台湾でビジネスを開始した当初はインバウンド(※訪台日本人旅行)関連業務のみ取り扱っておりましたが、この4月からアウトバウンド(※訪日台湾人旅行)関連業務も開始致しました。台湾人と日本人はインとアウトの数がほぼ一緒なのですよ。昨年(2005年)、約112万人の日本人が訪台し、約118万人の台湾人が訪日しております。インとアウトの数がこれほど近い関係にある国家は他には例を見ないでしょうね。日本人は台湾を大切にしないといけないなぁと本当に感じます。また今後も台湾及びアジア関連の旅行関連ビジネスは更に拡大していくと考えております。
   
パソナ 台湾における活動状況、今後の展望は?
平尾董事長 一言で言いますと、当社は「台湾旅行のモデルチェンジ」を行いたいと考えております。台湾国内において、101など観光スポットは新たに登場しておりますが、観光客の皆様をお世話するシステムについては10~15年程、変化がない状態です。当社と致しましては今後、最新のシステムを導入し、お客様がご自身の好みに合わせて一番フィットする形で旅行を組み立てることが出来るような仕組みを作っていく方向でおります。例えば、日本では紙ベースのパンフレットの中から一定の枠で固定された旅行を選択する、というのが一般的でしたが、今はインターネット上でホテルの部屋のポジションまで指定できるようになってきており、今後はこちらが主流となってくる、と考えております。よって旅行代理店もITを使いこなし、よりアップグレードされたサービスを提供していく必要があると思いますし、業界最大手企業として業界をリードする形で取り組んでいきたい、と考えております。
   
パソナ 日系企業から見た台湾人社員(長所、短所、日本人社員との違いなど)。
平尾董事長 台湾人の方への印象を箇条書き的に申し上げますと、「真面目」であり「頑固、保守的」それでいて「陽気」ですね。日本人の場合、この3つの条件が全て当てはまる方は、ほぼいないと思うのですが(笑)。また面子を非常に重んじる文化を肌で感じますが、社員に対して叱るべき時はきちんと叱っています。相手の面子を重んじて叱らないよりも、叱った後のフォローを大切にしています。ただ怒るのではなく、きちんとフォローすることが重要だと思いますね、これはゴルフも一緒ですよ(笑)。
   
パソナ 採用人材の条件は(仕事にあたって必要なスキルなど)?
平尾董事長 採用の条件として、全ての社員に言えることは「人を好きな人」に入社していただきたい、ということですね。また当社の業務の約8割が日本関連のビジネスですので、「日本、日本人が好きな人」が良いですね。また頼まれたものをきちんとこなすだけではなく、企画力があるような方を今後はどんどん採用したいと考えております。
   
パソナ 台湾で仕事して困った事、良かった事は(雇用、ビジネス習慣、生活など)?
平尾董事長 まず良い点ですが、食べるものに全く不自由しませんね。通常、ある程度お金を出さないと味覚は満足されないと思うのですが、台湾は違いますね(笑)。50元でも美味しいものがたくさんあります。困ったことは…学生時代、自動車部に所属するほど車を運転することが好きで、アフリカでもどこでも車を運転してきたのですが、台湾では相手の呼吸を読むことが難しいので、運転していません。それぐらいが困ったことで、その他は…本当に思い当たりませんよ(笑)。

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