TOP INTERVIEW

取材者の一言


今回は「あしたのもと AJINOMOTO」のフレーズでおなじみの台灣味之素股份有限公司・浅井総経理にお話をお伺い致しました。日本が誇るトップ食品メーカーの味の素様では、現在、台湾において多数の自社製品の販売展開を行っております。今年、台素股份有限公司様から独立し、食品に特化した販売戦略で市場開拓の快進撃を続ける味の素様に、その成功の秘密をお伺いしました。是非、御講読ください!
 

会社概要

台灣味之素股份有限公司 (本社名:味の素株式会社)
浅井 總經理

所在地 日本 東京都中央区 台湾

台北市復興北路

設立 日本 1925年(創業1909年) 台湾 2006年
従業員数 日本 4,013名(2005年3月31日現在) 台湾 45名
事業内容
(台湾)
自社食品製品の輸入販売及びマーケティング。販売先は主に(1) リテール(スーパー、コンビニなど)、(2) 外食業、(3) 業務用食品加工業(統一、味全などの台湾系大手食品メーカー)。
会社案内 日本味の素社は1909年の創業で、あと3年で100周年を迎えます。世界100カ国以上で調味料を中心とした製品を販売しており、最近ではインド、ロシアにも法人を立ち上げています。ここ台湾では過去、代理店を通しての販売活動を行って参りましたが、近年の流通の高度化・複雑化に対応すべく、本年台湾味の素社を設立し、取組みを一層強化することと致しました。扱い商品は一般消費者向けに風味調味料の「ほんだし」、カップスープの「VONO」、他にレストラン・加工工場向けの各種調味料を日本等より輸入しています。価値を理解する台湾の消費者の方々に、今後さまざまな商品を紹介・提供し喜んで頂けるよう努力しています。
HP 台湾:http://www.ajinomoto.com.tw/
日本:http://www.ajinomoto.co.jp/
 

インタビュー内容


パソナ 日系企業から見た台湾、中華圏市場(台湾、日系企業、産業の将来性など)。
浅井
総経理
まずは当社のアジア展開の歴史からお話致します。通常、日系企業がアジア展開を図る際、まず台湾市場から入って他のアジアに広がる場合が多いのですが、当社はまず東南アジアから海外ビジネス展開をスタートさせました。そういう意味では台湾市場に入るのはやや遅かったわけですが、台湾の市場は当社に取りまして、やはりとても魅力的な市場だと考えております。中国と比較すると規模が小さいように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、日本の九州より人口が多いわけですから、決して小さな市場ではありません。また台湾の方の購入傾向ですが、例えば当社の主力製品であるカップスープの「VONO」ですが、「美味しい!」と判断されるとまとめて購入してくださったり、口コミで広めてくださいます。そして日本という国にとても好意的で非常に関心をもってくださっているので、日系企業にとりまして非常にビジネス展開しやすい市場だと思います。
   
パソナ 台湾における活動状況、今後の展望は?
浅井
総経理
当社は系列会社の台素股份有限公司から独立し、今年2月に台灣味之素股份有限公司として設立致しました。今後の展望と致しましては、一人でも多くの消費者の方々へ当社の製品を提供できるよう、より幅広いチャネルを開拓し、地域密着を意識して展開していきたいと思っております。また日本には良い商品がまだまだありますので、今後、台湾でも積極的に提供させていただきたい、と思っております。当社が目指すのは“プレミアム感”のある商品のご提供です。消費者の期待を裏切らない“プレミアム感”を意識して、広告展開や販促展開を行っていきたいと思います。
   
パソナ 日系企業から見た台湾人社員(長所、短所、日本人社員との違いなど)。
浅井
総経理
そうですね、一般論と致しまして、日本人と比較した場合、物怖じしない、はきはき意見を述べる、という長所があると思います。一方で、その場主義的なところがあるかなぁとも思えます。時として場当たり的な行動に出ることも。しかし概して女性は地道にきっちりと仕事をしますね。当社は3/4が女性社員となっております。また10~20年前の日本人がもっていた心の美しさ、正直さ、温かさを感じます。これは素晴らしいことですね。
   
パソナ 採用人材の条件は(仕事にあたって必要なスキルなど)?
浅井
総経理
会社設立準備段階から今までは、まずは企業文化を創ることに焦点を当て、当社の企業文化にあった人材を優先的に採用して参りました。今後は高度な専門性を持った人材も採用していくことを考えております。
   
パソナ 台湾で仕事して困った事、良かった事は(雇用、ビジネス習慣、生活など)?
浅井
総経理
台湾で特に困ったということは思い当たりません。インドネシア、ベトナムでの駐在(13年)が長かったからでしょうか。良かったことは、一緒に仕事をしている台湾のスタッフ達に出会えた事ですね。忙しい時でも明るく元気に仕事をしてくれるスタッフ達には本当に感謝しています。

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