取材者の一言
台湾の方々に人気NO.1の日本の観光エリアといえば…もちろん北海道ですね!その北海道で明治24年(1891年)に創業されたのが今回のインタビュー企業・日商地崎營造股份有限公司台灣分公司様です。そして世界を渡り歩いてきた館山総経理と一緒に「本当の国際化とは?」「働く意義とは?」などを考えてみました。是非、御講読ください!
 

会社概要

日商地崎營造股份有限公司台灣分公司 (本社名:株式会社地崎工業)
館山 総経理

所在地 日本 北海道札幌市/東京都港区(2本社制) 台湾

台北市忠孝東路

設立 日本 1891年(創業) 台湾 1990年
従業員数 日本 600名(2006年現在) 台湾 4名
事業内容(台湾) 建築・土木その他建設工事の設計・施工
HP http://www.chizaki.jp/

会社案内
「考えたいのは、地球の未来です」 株式会社地崎工業は、1891年(明治24年)北海道で創業以来、20世紀の日本の近代化に貢献するため、土木工事はじめ建築工事、都市再開発事業、海外建設事業などに多くの実績を残し、110余年にわたる技術の蓄積とノウハウを生かして、技術研究、開発、調査、企画から管理運営にいたるまで、一貫したシステムを誇る総合建設会社として信頼をいただけるよう努力しております。


インタビュー内容


パソナ:日系企業から見た台湾、中華圏市場(台湾、日系企業、産業の将来性など)。

館山総経理:そうですね、台湾に絞って考えますと、台湾は国として高度なインフラ整備を積極的に進めておりますので、今後もこういった傾向は続いていくと思います。現在、当社は台湾新幹線工事や地下鉄工事関連のお仕事をさせていただいておりますが、一方で台湾系の建設会社もどんどん力をつけておりますので、将来的に当社の存在意義をどのように位置付けられるか悩んでいるところです。台湾の方は努力しますし、勉強熱心で、とても優れた民族だと思いますよ。

パソナ:台湾における活動状況、今後の展望は?

館山総経理:現在、台北及び高雄の地下鉄工事、台湾新幹線工事に従事しておりますが、引き続き、当社が培った技術と経験を活かして、台湾でお仕事をさせていただければ、と考えております。例えば高雄での地下鉄工事ですが、地下鉄が通る地質は海に近く、非常にデリケートで工事も難しいわけですが、自然相手の仕事と覚悟して、当社の技術と経験をフル稼働して対応しております。仕事というのは本当に、毎日毎日、新たな問題が発生しますよね。でも問題を解決するために我々が必要になり、それが最終的には達成感につながるわけと思っています。皆さんにもそのような働き方をしていただけたら、と思いますね。


パソナ:日系企業から見た台湾人社員(長所、短所、日本人社員との違いなど)。

館山総経理:まず、良い悪いは別にして、台湾の方は発想がフレキシブルだと思いますね。日本人は固定観念・先入観を強く持ちすぎる傾向があると思うのですが、台湾の方は「こうやってみたら?」と色々な角度から提案してくれますね。日本人というのはえてして「場面の空気を読みすぎる民族」と感じてます(笑)。

パソナ:採用人材の条件は(仕事にあたって必要なスキルなど)?

館山総経理:スキルとしては、業界的に特殊ですから、通訳をしていただく場合にも、機械などの専門用語への知識が必要となります。人格的には「和気あいあい」と仕事ができる人がいいですね。採用したい人はやはり「誠実な人」ですね。

パソナ:台湾で仕事して困った事、良かった事は(雇用、ビジネス習慣、生活など)?

館山総経理:良かったことだらけですよ(笑)。建設業という仕事柄、色々な国で様々なプロジェクトにかかわってきましたが、どの国にもそれぞれの良さがありましたね。特に南米やアフリカで仕事に携わることが多かったのですが、実際、多くの国を訪れて思ったのは、本当の国際化とは、実際に触れ合うこと、その国の自然・歴史を知ることなのではないでしょうかね。様々な土地を自分の足で訪れて、そこの自然・歴史について学ぶことにより、世界っていうのは本当に面白いところだなぁ、と思えるはずですよ。また我々は常に自然を相手に屋根のないところで工事をする、いわゆる3K(きつい、危険、汚い)と呼ばれる仕事なんですが、私はそれに完成感(Kanseikan)のKを加えたいと思うんですよ。仕事を通じてのものづくりの達成感はやはり何事にも変えられない喜びがありますよ。だから仕事っていうのは面白いわけで、色々チャレンジできるということにおいては、非常に恵まれた仕事をしているなぁと思いますね。



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