TOP INTERVIEW
pic取材者の一言

今回は、日本への留学・就職など、私たちの夢への「最初の一歩」をサポートしてくれるANAグループ台北支店・支店長 藤野未成様にお話を伺いました。「安心」と「信頼」を基礎に世界に夢と感動をお届けするANAグループ。台湾・日本間のサービスも充実し、より多くの皆様に愛されている日本を代表する航空会社として、ますますのご発展を遂げていらっしゃいます。日系企業への就職を目指す方なら誰でもあこがれる人気企業において、求められる社員像とは?藤野様の貴重なご意見を、是非ご覧ください!
会社概要

 

日本

台湾

名称 全日本空輸株式会社 日商全日本空輸股份有限公司
台北分公司
設立 1952年(昭和27年)12月27日 1994年12月12日
代表 代表取締役社長 山元 峯生 支店長 藤野 未成
本社 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター 台北市中山北路二段129号3F-3
従業員数 13,120人
(2008年3月31日現在)
31人(駐在員8名)
(2008年4月1日現在)
HP http://www.ana.co.jp/asw/index.jsp http://www.anktw.com.tw/
会社案内
インタビュー内容 
パソナ 全日空様から見た台湾、中華圏市場はどのようなものですか。
藤野
支店長
航空業界から見て、非常に有望なマーケットであると認識しています。台湾は国民所得が高いうえ、島国であるため国外へ出る機会が多く、昨年はのべ約860万人が海外渡航されています。人口が約2300万人ですから、国民の38%位となり、日本の年間海外渡航者の割合が国民の約14%ですから、その2倍以上にもなります。また、人とともに物も動くので、物流の点から見ても、大きな市場です。私たちは香港、タイ、シンガポール等を含めたアジア圏を重要視しており、特に日本を中心とした台湾と中国の間は往来が多く、重要なルートでもあると認識しています。
パソナ 全日空様の今後の展望や活動状況をお教えください。
藤野
支店長
台湾を含めた中華圏に力を入れてまいります。具体的には就航先の増加、便数の増加を計画しております。また、台湾市場にもまだまだ大きな可能性があると考えています。
パソナ 台湾と中国間の就航が始まりましたが、どのようにお考えですか。
藤野
支店長
始まったばかりなので、現状は観光中心の往来です。週末のチャーター便という形で始まったものの、どのような展開をしていくかは不透明な部分があります。台中双方の話ですと、週末のチャーター便から平日のチャーター便へ、最終的には定期便になるとの見方がされているようです。しかし、観光だけですと定期便を飛ばすのは難しいですね。ビジネス等の需要がどれほどあるか、今後に向けて大きな関心を持っております
パソナ 全日空様から見た台湾人社員についてお聞かせください。
(長所、短所、日本人社員との違いなど)
藤野
支店長

私は台湾にきてもう6年になりますが、全般的に見て非常に優秀な人材が多く、弊社に限らず、他社様でもビジネス上の大きな戦力になっていると思います。優秀な、という意味は能力もありますが、仕事に対する考え方がまじめであり、指示事項に対して真剣に取り組み、実際に業務を遂行できるということです。

逆に、少し感じられるのが、失敗を取り繕い責任を回避しようとする点です。これは台湾の文化や、生活環境が影響しているのかもしれませんが、日本人は素直に失敗を認め謝ることで以後の教訓として活かそうとします。一方、台湾人には、何かうまくいかなかった場合、原因を他に求める傾向があり、あえて自分のミスということを認めたがらない傾向が見受けられます。われわれからすると、言い訳をしているように映ります。結果として、本当の理由を知ろうと、更に本人を追求することになってしまうので、解決に労力と時間がかかります。こちらに責める意図はなく、次に活かしてくれればいいのですから。

日本の会社では叱責=励ましですが、文化の違いからか台湾では異なりますね。台湾人は怒られて伸びるタイプではなく、ほめられて伸びるタイプかもしれません。

また、短所ではないのですが、会社にあわせて休暇を取る日本人、休暇にあわせて仕事をこなす台湾人、のような違いはありますね。いずれにしましても、どちらがいい、悪いという風には思っておりません。台湾と日本の文化の違い、ということでしょう。
パソナ 全日空様の採用人材の条件とは?(性格、仕事にあたって必要スキルなど)
藤野
支店長

弊社の職場は営業から空港業務まで様々ですから、その場に応じたスキルが必要になります。新卒の方ですと教育に時間も費用もかかりますし、台湾の方はその間に転職される方も多数いらっしゃいます。せっかく能力をつけていただいたのに、すぐに辞められてしまうのはあまりに残念です。こういった事情もあり、弊社では主に経験者を採用し、よりプロフェッショナルとなるべく、弊社のスタイルを学んでいただいています。また、業種の関係から英語は必須となります。その上で日本語もできればいいですね。特に空港勤務では語学力が必要になります。またサービス業としての「ホスピタリティ」が何より大切です。「ANAに乗ってよかったな」とお客様に思っていただけるためのプロ意識を持てることが大切です。さらにはやはり明るく積極的な方ですね。人付き合いが好きな人でなければ、入社してからがつらいと思いますよ。

パソナ 台湾でお仕事をなさって良かったと思われることはなんですか?
藤野
支店長

ほとんど何も知らない状態で赴任を始め、いろいろな方とお付き合いする中で様々な文化に触れることができたのが良かったです。台湾の歴史についても赴任後に多くを知る機会に恵まれました。相対的には親日家が多いと言えますね。生活する中で友人もでき、異文化を知ることができました。生活はしやすいですし、食べ物もおいしいですし、温泉や国内旅行も楽しんでいます。澎湖島に行ったときは日本人観光客がまったくいなくて良かったですね(笑)。台湾に来て本当に良かったと思います。

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